一年の計は元旦にありなんて言わないよ絶対
正月もあけ、明日から仕事初め。休み中にやると約束した手つかずのいくつかの物事が気持ちを重くする。そんな自分を置いて時間だけは規則正しく流れていく。
冬休み最終日の就寝予定時間まで残り5時間というところ。ギリギリまで宿題をやらない性格は40年近く生きても治る気配はない。
今年は夢と希望を持たない一年にしたい。型にとらわれず、できる限りたくさん失敗してみる。無。無になっていく。無職も辞さないそんな姿勢で。というわけで今年の抱負は流動的なままで良しとする。
はち切れそうなお腹の中のカレーライスがもう少し落ち着いたら、その隙間にプリンを流し込もう。そしてNetflixで海外ドラマでも見て、残りわずかとなった冬休みを後悔とともに締めくくるのだろう。
そんなつまらないくだらない自分を布団は黙って優しく包むだろう。布団はいつだって優しい。
こうして2017年が粘度のある怠惰さとともに代わり映えもせず始まろうとしている。